現役パイロットのエースコンバット7レビュー プロのパイロットはエスコンを買おう！
みなさんエースコンバット買いましたか？
初週20万本とかなり売れているとの事で、もう買った人も多いと思いますし気になっている人もいると思います。
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我が家でも流行りにのってついにACE COMBAT 7 SKIES UNKNOWNとPSVRを購入しました。
最初は食わず嫌いしてました。
だって平日飛行機飛ばしてたら休日まで飛行機飛ばそうとは思えませんよ。
ここ数年ゲームやるような体力と気力が失われていて、とてもエースコンバット7をやれるような元気がありませんでした。
さらに言えば、エースコンバット特有の空力を無視した機動や実機とは全然違う操作体系、武器の使用方法など、ちょっとどうかな..と感じていた部分がありました。
特に僕のブログをご覧になっている皆さんはご存知だと思いますが、色々なシミュレータを試しては「リアリティが…」とか言ってる面倒なタイプのカラスなので、当然リアリティではなくゲーム性を優先したエースコンバットはスルーしていました。
また、PSVRも正直よくわかならい感じで、家にDCSのVRセット一式あるしどうでもいいかな…と思っていました。
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なんで急にエスコン買う気になったのか
めっちゃ話題になってるからです。
あと、パイロットの人や元パイロットみたいな人が結構買って遊んでるみたいなので気になりました。
で、簡単に言えば流行りに乗っかる感じです。
しかし買って遊んでみて結構面白かったので、プロのパイロットの方でも食わず嫌いせずに買ってみてほしいと思います。
その理由を紹介していきます。
パイロットがエスコンを買うべき理由
そろそろ本題に入っていこうと思います。
実際に遊んでみておすすめできる要素が結構あるのでまとめていきます。
とにかく褒めてくれる
みなさんはフライトしてて最後に褒められたのいつですか？
仕事として飛んでいると普通に飛べて当たり前、普通に着陸して当たり前になっていませんか？
エースコンバットでは、そんなパイロットにとって”あたりまえ”の事ですごい褒めてもらえます。
たとえば結構ヘタなハードランディングをしても”なかなかの腕だな”と言ってもらえます。
というか、エスコンの世界では着陸ができるのは5機撃墜するよりよほど難しいようで、どんな降り方をしても褒めてくれます。
褒めて褒めて褒められまくるパイロット経験、実際に飛んでいる人はなかなかできないのではないでしょうか？
僕はこれかなり嬉しかったです。
実際のフライトでは失敗を減らすという部分が重要になるため、どうしても”失敗した事”や”うまくできなかった事”ばかりをクローズアップしがちです。
そうすると、自分に対して肯定的になりづらくなるような気がします。
しかし、ゲームはプレイヤーを褒めるためのものです。
普段はフライトで褒められることが少ないプロのパイロットの方にはぜひエースコンバットで褒められてみてほしいですね。
精神的に良いと思います。
実機みたいに神経を使わないよ
だってゲームだもの
たとえばスロットル操作にしても、中央、フルAB、アイドルの三点しかないと言っても過言ではありません。
PS4対応のフライトスティックセットがそのような設計になっています。
当然細かい操作もできますが、ゲームですし必要ありません。
ゲーム側で色々調整していい感じになるようにしてくれています。
この、テキトーでも飛ばせるというのが後のいろいろな利点につながります。
マジで自由に飛べる
飛行機飛ばすときって管制とか色々あって結局”自由に飛ぶ”って限られているじゃないですか。
エースコンバットはゲームなのでそういう部分は全部省いています。
マニアの人には物足りないかもしれませんが、普段業務でそういう事やっている人にとっては楽にやれるのでいいです。
で、どんな危険操縦をしても怒られません。
それどころか危険操縦の動画をSNSでシェアすれば周りの人にも褒めてもらえます。
実機でアクロ以外の危険操縦やったら怒られちゃいますからね。
地上すれすれで飛んだり、挑発的な低空飛行をしてもＯＫです。
怖くないよ
これもかなり重要です。
自分の練習用でDCSをVR運用していたのですが、ミサイルによる攻撃を受けたときの恐怖感がかなり強く、キツイものがありました。
しかし、エースコンバットは安心の全年齢対象です。
子供が恐怖を感じたりといった演出が極限されているので、我々大人（大きい子供）が遊んだ時に恐怖を感じる事はほとんど無いと言えます。
実際、VRで撃墜される時もエースコンバット特有の「チン！」という音がしてあっさり終わります。
そもそもエースコンバットはダメージが%で表示されるシステムなので、実機みたいな緊張感とは無縁です。
さすがは天下の大メーカーバンナム。ゲームのせいでPTSDになるという心配はかなり低いのではないでしょうか。
これが、DCSをはじめとしたリアルなシミュレータとの違いです。
DCSで被撃墜ばかり食らうとPTSDになると思います。だって怖いし
酒飲みながら飛んでもいいよ
これもゲームならではですね。
実機でやったら怒られちゃいますがエースコンバットならテキーラショット飲みながらでも遊べます。
シミュレータで酒飲みながらやってもいいじゃないかって思う人もいるかもしれません。
でもよく考えてください。一人で遊ぶのが基本のシミュレータを酒飲みながらやるってどうですか？
僕はちょっとどうかと思います。
でもエースコンバットならマルチプレイやなにやらしながらお酒飲んでワイワイ遊べますよ。
操作も難しくないですし、いざとなったら姿勢元に戻すボタンもあるので酩酊状態でもいいでしょう。
これも実際にはできない事なのでプロのパイロットにはぜひやってもらいたい体験ですね。
実機ではお酒飲んで操縦しちゃダメですからね。特に今は厳しいですし。
何でパイロットになろうとしたのか思い出せるかも？
昔エースコンバットを遊んで楽しいと感じた人は多かったと思います。
エースコンバット自体がかなり古いタイトルなので、小さいころに遊んでいた人もたくさんいると思います。
大人になってしまった今、ゲームをやるって結構勇気がいりますね。
ゲームシステムが変わってもう楽しめないのではないかと思う人もいるでしょう。
しかし、実際遊んでみると昔のエースコンバットとそんなに変わっていなくて驚くと思います。
僕が一番遊んでいたのはPSP版のエースコンバットでした。
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寝ても覚めてもこればかりやっていた時期がありましたし、こういういゲームで遊んでいたからこそパイロットという道に行こうと思ったのではないかと思います。
で、操作感覚や遊び方は昔のと変わっていません。色々思い出してきますね。
恥ずかしがらずに買ってみよう
いいじゃないですか、ゲームだもの。
戦闘の様子などは実際のものと全然違います。
特に距離などがめちゃくちゃで、恐ろしく近い距離でしかミサイルが撃てなかったり結構引くと思います。
でもいいんです。ゲームだから。
食わず嫌いされている方もいるかもしれません。僕みたいなひねくれパイロットの方はぜひ騙されたと思って買ってみてください。
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これからエスコン7を買う方は以下の点に注意してください。
PS4対応スティックが入手難しくなってきています。
xbox版と間違えて買う可能性があるのでもう一度パッケージを確認してください。
紹介していただきました！
エースコンバットシリーズのディレクター 河野一聡さんに紹介されました！
うれしい！
googleニュースに載りました！
