VMC(有視界気象状態)とIMC

2018年12月21日航空法CAB学科,気象,航空法,飛行機

普段 VMC (有視界気象状態)でのんびり飛んでいるときに重要な制限事項です。具体的にどのような数値になっているのか確認しましょう。

空域に適用されるVMC

飛行中の制限は 飛行視程 雲までの垂直距離(上下) 雲との水平距離 があります。

1万ft以上 視程8000m 1000ft 下1000ft 水平1500m

1万ft以下かつ管制区、管制圏または情報圏
       視程5000m 上500ft 下1000ft 水平600m
この数値を基準に覚えるのがいいと思います。

1万ft以下かつ管制区、管制圏、情報圏以外を飛行する
視程1500m、上500ft 下1000ft 水平600m

1000ft以下
       視程1500m 航空機が雲から離れて雲高でき、かつ操縦者が地表または水面を引き続き視認できること

この辺の数字は試験で出がちですし実際飛んでいる時に雲あるとあーってなります。
安全に飛びたいですね。

空港等に適用されるVMC

また、これとは別に空港に適用されるVMCもあります。こちらは離着陸する飛行場に必要な気象状態となっており、 地上視程5000m以上 雲高1000ft以上

計器気象状態

上記のVMC以外の視界上不良な気象状態を指します。(施行規則5条)
※トップの画像は楽勝VMCです。

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