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飛行機のライセンス(事業用操縦士)学科試験用  実際に使ってみておすすめできる参考書一覧

飛行機のライセンス(事業用操縦士)学科試験用  実際に使ってみておすすめできる参考書一覧

当ブログ読者のみなさんの中にはこれから飛行機のライセンスを取ろうとしている方も多いと思います。

日本国内でライセンスを取ろうとすると学科試験に合格する必要があります。

今回は僕が事業用操縦士の学科試験で勉強用に使った参考書を紹介しようと思います。

気象

気象の本は何冊かありますが、CAB試験(航空従事者試験)などに対応できる本はそんなにありません。

世界一わかりやすい航空気象

世界で一番わかりやすい航空気象-今までに無かった天気のはなし-(改訂版)
世界で一番わかりやすい航空気象-今までに無かった天気のはなし-(改訂版)
  • 著者 : 西守騎世将
  • 大型本:224 ページ
  • 出版日 : 2012/03/16
  • 出版社 : 成山堂書店

この本はかなり読みづらいのですが、事業用操縦士で出題される範囲をすべて網羅していて、かつ詳しい本はこれだと思います。

なぜかA4版というやや大きな版組だったり、謎の口語記述で恐ろしく使い勝手が悪いのですが、これ一冊ちゃんと勉強すれば試験範囲は大丈夫です。

また、後に受ける事になるオーラル試験で行うウェザーブリーフィング対策もたぶん一番詳しいのではないかと思います。

パイロットとして気象を解説する手法を学べるという点でも一冊買っておきたいですね。

私の周りではキヨマサ本と呼ばれています。

新しい航空気象

新しい航空気象(改訂13版)
新しい航空気象(改訂13版)
  • 著者 : 橋本 梅治, 鈴木 義男
  • 価格 : ¥ 23,726
  • 単行本:772 ページ
  • 出版日 : 2009/07/30
  • 出版社 : クライム気象図書出版部

この本はどちらかというと辞書的なものです。

分からない言葉が出てきたら新しい航空気象で調べるのが一番早いです。

この本はパイロットとして仕事をする上で役に立つ事が多いので手元に一冊置いておきたいところですね。

ただし、値段がけっこう高いので覚悟がいります。

航空工学

この分野はかなり本が沢山存在しているので逆にどれを選べばいいか悩むと思います。

航空工学入門

航空工学入門 (航空工学入門講座)
航空工学入門 (航空工学入門講座)
  • 著者 : 日本航空技術協会
  • 単行本:226 ページ
  • 出版日 : 1976/03
  • 出版社 : 日本航空技術協会

航空工学に関してはこれ一冊でなんとかなります。

ただし、この本はかなりコンパクトにまとめられているので、わかりやすさという点では少し劣るかもしれません。

航空力学の基礎 第三版

航空力学の基礎 第3版
航空力学の基礎 第3版
  • 著者 : 牧野光雄
  • 価格 : ¥ 3,888
  • 単行本:314 ページ
  • 出版日 : 2012/07/03
  • 出版社 : 産業図書

航空力学に的を絞った本はこちらです。

航空工学の分野のほとんどは航空力学で占められているので、この本で学んでおくのがいいと思います。

内容もほとんど航空工学入門とかぶっていますが、こちらの本はどこかの大学で教科書的に使われているらしくかなりわかりやすくなっています。

おすすめです。

航空法規

航空法規は勉強に適した参考書が少ないです。

準備しなければならない本(最新の航空法規の小六法)と、勉強用の参考書があるのですが、現在出版されている参考書は無かったと思います。

航空法の新しいやつ

航空法平成29年度版(平成29年5月30日) カラー法令シリーズ
航空法平成29年度版(平成29年5月30日) カラー法令シリーズ
  • 著者 : 一般社団法人マルチバース
  • Kindle版:150 ページ
  • 出版日 : 2017/11/15
  • 出版社 :

航空法、最近はドローン関連で変更が入ってるので最新版でないと後で困ると思います。

年に一回しか印刷していないのか売り切れいてる事もあるので発売されたら買っておきましょう。

私はこの本と過去問題だけで勉強しました。

通信

通信といいつつ、ほとんど管制の話です。

管制用語はAIM-Jに一通り載っているのでそんなに困らないと思います。

AIM-J

これは事業用操縦士の学科試験を受験するなら一冊は持っておきたい本ですね。

管制用語以外にも航空法規の中で重要なものや、航空気象などが載っており、学科対策で使いどころがたくさんあります。

日本語版と英語版があるので間違えないように気を付けましょう

航法

これはひたすら練習問題を解くしかない分野です。

参考書にはほとんど選択の余地がありません。

また、航法の試験ではフライトコンピュータが必要になるので用意しておきましょう。

空中航法入門

空中航法入門
空中航法入門
  • 著者 : 紺谷均
  • 単行本:183 ページ
  • 出版日 : 2007/09/01
  • 出版社 : 鳳文書林出版販売

飛行機の航法に関してはこの本くらいしか選べない状況です。

実際は学校で配布される教科書を使う事になるのではないかと思います。

この空中航法入門は、時期によっては在庫がなくなっている事があるので売っている時に売っているお店で買うのがいいと思います。

フライトコンピュータ

航法計算盤 TANC-3改 フライトコンピューター
航法計算盤 TANC-3改 フライトコンピューター
  • コンサイス測定用品
  • 価格 :
  • 商品ランキング : 311,052 位

※広告の品はヘリコプター用です。

航法計算を行うのに使うグッズです。

原理は計算尺と同じです。(風立ちぬで計算尺が出て来るので見てみましょう)

正直この学科試験くらいでしか使わないと思います。

さらに勉強したい人向けの本

ここから先は学科試験では必要ない領域です。

上で紹介した本だけで十分ですが、どうしても参考書が合わない方や、別の本が良いという理由がある方はどうぞ

パイロットに必要な航空気象

図解 パイロットに必要な航空気象
図解 パイロットに必要な航空気象
  • 著者 : 仁科 武雄
  • 価格 : ¥ 3,240
  • 単行本:218 ページ
  • 出版日 : 2016/07/19
  • 出版社 : 成山堂書店

キヨマサ本と比べるとかなりあっさりした本です。

口語体が肌に合わない方はこちらがいいと思います。

ただし、ブリーフィング関連の章はやや少ないです。

航空法(改訂版)

航空法(改訂版)
航空法(改訂版)
  • 著者 : 池内宏
  • 価格 : ¥ 5,400
  • 単行本:432 ページ
  • 出版日 : 2018/04/11
  • 出版社 : 成山堂書店

これは学科試験の段階では必要ないほど細かく解説していたと思います。

オーラル対策などにどうぞ

航空機力学1プロペラ機編

航空力学 1 プロペラ機編
航空力学 1 プロペラ機編
  • 著者 : 日本航空技術協会
  • 単行本:217 ページ
  • 出版日 : 2010/03/01
  • 出版社 : 日本航空技術協会

これは航空力学の基礎(第三版)の代わりになる本です。

それだけです。どちらか片方あれば十分だと思います。

ATC入門

ATC入門 VFR編
ATC入門 VFR編
  • 著者 : 縄田義直
  • 単行本:121 ページ
  • 出版日 : 2010/02/01
  • 出版社 : 鳳文書林出版販売
ATC入門 IFR編
ATC入門 IFR編
  • 著者 : 縄田義直
  • 単行本:142 ページ
  • 出版日 : 2012/01
  • 出版社 : 鳳文書林出版販売

 

管制用語を詳しく解説してくれる本です。

最初はVFR編だけあればいいと思いますが、計器飛行方式の飛行をするようになるとリスニング編が役に立ちはじめます。

三冊揃えておけば後々困らないのではないかと思います。

AIM-Jでもほとんどの用語には用法が付いていますが、それ以外の例を見たい人におすすめです。

というか、この三冊は普通におすすめです。

AIM-Jだけだと情報が詰め込まれ過ぎると感じている人にはいいと思います。

勉強方法について

基本的には過去問を解く形になると思います。

過去問は国土交通省のホームページで公開されています。

http://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr10_000025.html

さらなる過去問が必要なら先輩とかが持っているかもしれないので聞いてみましょう。

年に一問ほど新問題が出るようなのですが、ほとんどは傾向と対策をしていれば解けるはずです。

航空工学と航法以外の分野はAIM-Jに載っているので、AIM-Jだけ手元に置いて勉強してもいいと思います。

まとめ

学科試験で必要な参考書はそんなに多くないよ

スクールでもらえる資料だけでも十分かも

実フライトでも使える本に限って紹介したよ

AIM-Jを買おう

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