航空情報の提供 AIP等どんなものがあるのか解説
航空情報とは?
次のAIRAC日をすぐ知りたい方はこちら
出発前の確認で航空法99条により提供される航空情報を確認しなければならないと書きました。
航空情報には
- AIP
- AIP Amendments
- AIP Supplements
- AIC
- NOTAM
がある事は覚えていると思います。
内容に関してもそんな難しいことではないのですが解説しておきます。
AIP
- GEN(総則)
- ENR(エンルート)
- AD(飛行場)
の3部構成です。
AIP Amendments
AIP Supplements
- 有効期限3か月以上
- 図面が必要
- 複雑なもの
が発行されます。
NOTAM
- 短期間
- AIP AMDTやAPI Supが発行されたとき(トリガーNOTAM)
- 恒久的変更を通知するいとまがないとき
花火情報やラジコン情報などいろいろあります。
トリガーノータムの解説
トリガーノータムは各飛行場ごと、AIP等が変更されたら発刊されます。
ちょっと見てみましょう。検索はAIS Japanで行います。
フリーワードに TRIGGER NOTAM とでも打てばいろんな飛行場のトリガーノータムが出てきます。
このあたりは普通のNOTAMと同じですね。
トリガーノータムの記載は以下のような感じで出てきます。
0554/18 FROM 18/10/31 15:00 TO 19/03/31 15:00
E)TRIGGER NOTAM-AIP SUP NR148/18
TEMPORARY CHANGE OF DA(H) FOR CHITOSE AD/RJCJ
上の0554/18はNOTAMの2018年、発刊番号0554で、From-Toの期間が有効期間です。
E)以下にトリガーノータムの内容が書かれており、この場合はAIP Supplement の148/18を参照します。
次の行のTEMPORARY CHANGE OF DA(H)…は変更の概要です。
この場合はDA(決心高度)が変更されるという内容になります。
こんな感じです。
AIC
どこで見れるの
航空情報を見たい場合はAIS Japanで見るのが簡単でしょう。会員登録制ですがAIPからNOTAMまで確認可能です。
もしくはAIPを個人で購入したり空港事務所でも確認できるようです。
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