対爆撃機のための攻撃機動の基礎

2020年9月28日空戦技術,航空Aerial Attack Study,DCS,エネルギー機動理論,航空

対爆撃機戦闘で考慮すべき事項は以下の通り

  • 武器発射のための位置関係
  • 時間
  • 達成確率

特に敵が爆撃機の場合、爆撃ルートが決まっているので自機の方が機動の自由度が高く、敵は時刻にも縛られている可能性が高い。

攻撃に際しては、AIM-9B(IRミサイル)で、underside attack(上方から下方に向けて攻撃)が適していることは既に学んだ通り。

攻撃に際してのポジションで考えられるのは以下の3つ

  • 前方象限
  • 後方象限

各象限ごとに最も適した接敵をする必要があります。

前方からの接敵

前方から直接的に機首を向けて接敵すると、旋回する余裕がなくなります。

yo-yoや縦旋回を使用することもできますが、それでも敵に対抗機動をとられる可能性が高いです。

水平方向に十分な旋回半径をとって接敵すべきです。

通常、敵の左右どちらか平行15,000ft幅の直線上にオフセットすることが多いです。

そして、敵との距離10NM地点から降下し、そののちシャンデルの要領で旋回、5000ft降下しながら敵の下部に遷移します。

降下せずに旋回する場合に比べ、yo-yo機動の方が素早く遷移できることがわかっています。

横からの接敵

だいたい前方象限と同じ感じです。

旋回後の接近率が大きくなりやすいことと、経路を短くしやすいことから前方象限より短時間での遷移が可能です。

後方から

一番時間がかかります。ダイブや経路の短縮でがんばれ

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