パイロットの世界を知りたい方におすすめの本5選
最近エースコンバットからパイロットの仕事に興味を持ってくださる方がたくさんいらっしゃるみたいでとてもうれしいですね。
ツイッターの方で、パイロットの生活を知ることができる読み物があったらフィクションノンフィクション問わず知りたいという意見をもらいました。
今回僕の本棚に大量にある航空関連本の中から厳選してみたいと思います。
できるだけ現在も出版されている本を選んで載せますが、一部絶版本もあるかもしれません。図書館などで探してみてください。
本は思いつき次第増やしていこうと思っています。
1.大空のサムライ
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いきなりベタな本を選んでしまいましたが、大空のサムライは日本のパイロットが書いた本の中では抜群の完成度だと思います。
二次大戦中のエースであり、左捻り込みなどの卓越した技術が有名な坂井三郎の生涯を自伝的に描いた作品です。
本人が日記をもとに書いているとの事ですが、描写がかなり緻密ですし、坂井三郎の心構えや生き残るための技術が書かれています。
まだ読んでいない方は絶対読むべきだと思います。
2.彗星夜襲隊
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こちらは操縦士の視点で書かれた大空のサムライとは打って変わって二次大戦中の飛行隊指揮官の話が中心となります。
大空のサムライは戦闘機パイロットとしての坂井三郎生きざまを描いているのに対し、こちらは指揮官としての美濃部少佐を描いている作品です。
美濃部少佐は指揮官でありながら本人もパイロットでありました。しかし、飛行の腕ではなく、指揮官としての腕をもって芙蓉部隊を率いて活躍した方です。
芙蓉部隊をご存じない方のために簡単に解説すると、夜襲戦法を確立し、当時の機材では難易度の高い夜間長距離航法と爆撃を組み合わせた戦法で戦った集団の事です。
帯には特攻拒否とあるので、勘違いをされやすいのですが美濃部少佐は特攻を否定はしていません。
あくまで、効率の面から夜襲を選択しただけで、本人も特攻が最も効率が高いのであれば特攻を選択すると言っています。
美濃部少佐の魅力はこういった徹底したリアリズムにあると思います。
指揮官として目的を見失わず、勝利のために様々な工夫をしていた部隊の戦い方を知ることができます。
3.翼のある人生 SKY IS THE LIMIT
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エアレーサーとして活躍していらっしゃる室屋義秀さんがエアレーサーになるまでの道のりを描いた本です。
パイロットになる道のりから資金集めまで、こういう道もあるんだなと新たな発見がありました。
パイロットになるために自社養成や航空大学校、航空自衛隊を受験している方はたくさんいると思いますが、ほかにもパイロットになる道はたくさんあるという事を知ることができます。
個人的にはエアレーサーはあこがれの職の一つでもあるので、室谷さんの話を読むことができたのはかなり嬉しかったですね。
4.夜間飛行
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星の王子様でおなじみのサン・テグジュペリの書いた郵便飛行機乗りのお話です。
星の王子様の作者が何で?と思う方もいるかもしれませんが、サン・テグジュペリはパイロットです。
まだ飛行機の運航が今ほど安全じゃなかった頃の話で、仕事のために危険な飛行を繰り返すパイロットたちが描かれています。
また、途中で墜落してしまう話や、夜間飛んでいて街の光が見えて来るシーンなどは飛行の恐怖や美しさをよく表していると思います。
星の王子さまで????となった人にもおすすめです。
5.最強の戦闘機パイロット
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これは僕の一番のお気に入りです。
申し訳ありませんが絶版本を紹介します。
エアショーパイロットとして活躍されていたロック岩崎さんの自伝です。
ロック岩崎こと岩崎貴弘さんは、ピッツによるエアショーチームを立ち上げる前は航空自衛隊のF-15パイロットでした。
おそらく自衛隊のパイロット生活の描写の詳しさはトップレベルではないかと思います。
彼が最強の戦闘機パイロットになるために行っていた様々なトレーニングを知ることができます。
また、エアショーチームの立ち上げの事も書かれており、将来参考にしたいですね。
まとめ
まだたくさんあるよ
パイロットの本というと、色々なジャンルがあって、戦時中のエースの話やアクロバットパイロット、テストパイロットや歴史的パイロットなどなど…
ぜひいろいろ読んでみてください。
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