バイク用 タコメーター比較 メンテナンスやエンジンのチェックに

2020年9月28日バイク,乗り物・ライフスタイルDIY,バイク,計器

バイク整備でつかえるデジタルタコメータは?

バイクの整備をしているとエンジンの回転数を測りたくなることがありますよね。

今回はデジタル式で細かく回転数を計測できる回転数系を探してみました。

タコメーター取り付けの方式

電気式

デジタルはほとんどこれです。

プラグへ送られているパルスをケーブルの上から取得して点火回数を計測します。

アナログタイプもありますが、メータ読みで誤差が出るのと電源が必要になるので整備では電池内蔵のデジタル式を使うのがいいと思います。

アマゾン商品データの取得に失敗しました

おしゃれ目的や追加メーターとしては、ちゃんとバッテリーから電源を取れるものの方がバックライト等あり適当だと思います。

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機械式

カムシャフトからタコメーターギアボックスが出ている場合取り付けられるらしいです。

という事は気筒ごとの回転数は測れません。

アナログの後付けおしゃれタコメータに多いようです。が、現在ではほとんど無いという話も..

間違って買わないように注意してください。

デジタルタコメータ―の特徴

調べるまで知らなかったのですが、デジタルで安めのタコメーターはプラグの出している強力なパルスをケーブルの上から拾うタイプが多いですね。

特にパルスを拾うタイプで安いモデルだと、一回転で一回点火するタイプでないと正しい表示にはなりません。

2st一気筒(あるのか?)や4st2気筒なら安いタコメータでも大丈夫です。

一方、整備で使うなら一気筒ずつやると思うので、適当に掛けたり割ったりして自分で計算すれば大丈夫です。

また、どのモデルも防水はJISの2等級相当の防滴となっています。

計測機器としてのタコメーターはOPPAMA一強か

整備で使えそうな低価格のデジタルタコメーターはほとんどOPPAMA(追浜)かそのOEMのようです。

キタコはじめいくつかの会社が取り扱っていますし、アマゾンで普通に追浜工業としても売られています。どこから買っても同じものが来ますし、値段も変わりません。

PET-304

アマゾン商品データの取得に失敗しました

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私が購入したのはこのPET-304です。

選んだ理由は付属のアンテナ線にクランプがついていたからです。あと、OPPAMAのタコメーターの中では一番安いです。

フルカウルのバイクで、カウルを外さずにプラグケーブルにセットできるというのは魅力的です。

電池内蔵ですが交換はできません。

計測方式:パルスカウント方式

回転数表示間隔:0.5秒

計測可能最高回転数:20,000 rpm

精度:±10rpm

電池寿命:20000時間

寸法:41.7×59.4×12.5mm

本体重量:29g

PET-2100DXR

こちらは上位モデルで、多気筒エンジンなどにも対応しています。

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計測方式:パルスカウント方式

回転数表示間隔:0.5秒

精度:±10rpm

計測可能最高回転数は気筒数によって変わりますが一気筒なら30000rpmのようです。

電池寿命:20000時間

寸法:44×61×12mm

本体重量:30g

付属品:アンテナリード線、マジックテープ

PET-302R

PET-304と比べて高回転の物まで扱えるため、20000rpmを超えるような超高回転エンジンの人にはいいかもしれません。

ただし、4ストローク2気筒か2ストローク1気筒しか対応していません。

アマゾン商品データの取得に失敗しました

計測方式:パルスカウント方式

回転数表示間隔:0.5秒

計測可能最高回転数:30,000 rpm

精度:±10rpm

電池寿命:20000時間

寸法:44×61×12mm

本体重量:30g

付属品:アンテナリード線・マジックテープ

購入前に注意

OPPAMAのタコメーターですが、現在偽物が出回っているようです。

Amazonで、出品者が怪しいところのものは買わない方がいいと思います。

偽物の情報は追浜工業のホームページ公開されているので見ておくといいでしょう。

僕はよくわからなかったのでキタコのOEMを買いました。

怪しい出品元からamazonで購入して海賊版が来た事は過去に僕もありますので注意してください。

PET-304レビュー

届いた箱は普通にOPPAMAと書かれています。キタコから買っても同じようです。

箱はシンプルな白い箱でいいですね。

開けるとケーブルと本体が別々になっています。

これを左下の穴に通して使えるようにします。

説明書きによるとケーブルを使わなくても、プラグの近くに本体をもって行けば回転数を測る事ができるようです。

今回はフルカウルのバイクで使うため、ケーブルを接続して使います。

ケーブルの接続はかなり原始的です。

一回通してケーブルを折り曲げ、

もう一つの穴に通すだけです。

写真では画面が出ていませんが、これは信号を拾うと自動でスイッチがオンになるためです。

ちゃんと動いてるエンジンに近づけばパルスを拾って表示されます。

使用感としては、このクリップがかなり固いのが気になります。

カウルの隙間から手を入れて接続するのがやや苦痛です。

しかし数値は取り出す事ができました。

TZR250のタコメーターは1500rpm以下を表示しないので、同じようなタコメーターの方におすすめです。

旧車でもプラグまわりにアクセスできれば簡単に回転数を取れるので必要な方は参考にしてみてください。

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