ギターキット製作に必要な物品一覧
最近ギターのキットを購入して色々遊んでいます。
ところで、必要な物が意外と多くてホームセンター何往復かすることになったので同じような人のために必要だった物を公開しておきます。
なお、今回はStewMacのWilkinson modern TL typeキットを組み立てる際に使用する物を中心に書いていきます。
こちらのキットは木工が中々いい感じで、指板の角が落としてあったり材木もいい感じの仕上げがされている物が使われています。
コントロールプレートは組み立て済みですが、トポロジー的なアレで簡単な半田付けが必要です。
ネジ穴が開いていないので自分で開ける必要があります。ネジ穴貫通済みのキットだったらドリルとかはいらない気がする…
通常工具
ドライバ類
通常のプラスドライバ(たぶん#2とか)と、精密ドライバなどに入ってる#1が必要でした。
ペグの固定で小さいビットの回しやすいドライバが必要です。
もし握力に自信が無い場合は電動ドライバもあった方がいいかも…
電動ドリル+ドリルビット
電動ドリルはなんでもいいです。客が欲しいのは穴なので。
ホームセンターとかで4000円くらいのコード式のやつとか買ってくればいいです。
木工なのでそんなハイパワーなやつじゃなくてもなんとかなる…
ビットは、インチネジの場合インチサイズで揃えたほうがいいかもしれません。
Wilkinsonのギターキットではインチのドリルが指定されていたのでAmazon買い。ホームセンターにはたぶん置いてないです…
stewmacで買い物する機会がある人はそっちで買った方がいいかもです。日本国内だととにかくインチ規格の物は揃いません。
クランプ
ネジ穴の位置決めなどで使います。ボルトオンネックでも複数個使います。
一本だとたぶん穴あける時にズレる。
最低2つで、15cmと25cmあればなんとかなると思います…
40センチくらいのもあるといいかも。大は小を兼ねる。
これはホームセンターに安いのあるのでそっちで買いましょう。
作業用毛布
塗料とかオイルが垂れて周り汚したりギター材をぶつけてへこませたりしないように買っておいた方がいいです。
ホームセンターで1000円くらいの激安ブランケットとか買えば十分です。
塗装関係
キットギター製作の大半は塗装なので、ここが一番大切かと思います。
ガスマスク・防護眼鏡
たぶん多くの人はニトロセルロースラッカースプレーで塗装したいのではないかと思います。
有機防毒マスクと防護眼鏡は必須です。マスクしていればスプレー塗料の変な臭いしませんし、鼻の穴が塗料まみれになったり肺が潰れたりしません。面倒かもしれませんが塗装時だけは絶対ガスマスクするべきと思います。
呼吸そんなに苦しくないです(当社比)
なお、全面オイルフィニッシュならいらないと思います。
ニトリル手袋
なにかと使います。キッチン掃除とかで使ってるのがあればそれでOK
耐水ペーパーかサンディングスポンジ
使います。
マスキングテープ
使います。(ネックポケットとか)
穴あけ時の位置決めで使う事もあります。
サンディングシーラー
なんかプライマーみたいなやつです。
ちゃんと使わないと導管普通に浮き出てきます。
2層くらいでいけるかと思ったら普通に導管浮き出てきたのでシンラッカー仕上げになりました。
ラッカースプレー
塗りつぶしであればニトロセルロースラッカースプレーがいいかと思います。顔料がアルキドならなお良しです。
ダイソーのスプレーが2024年4月現在でニトロセルロース+アルキドです。入手性も良いのですが、スプレー範囲が小さく作業性が極めて悪いです。
なお、全面塗るのに1色あたり300ml-400mlくらい使いました。
2色+クリアで合計1200mlとか使ってると思います。
普通のホームセンターのスプレー缶だと3缶くらいでしょうか。(ニトロセルロース以外の塗料はわかりません)
これだけ使ってもいわゆる薄塗り程度になりました。
オイルフィニッシュについて..
ネックはワトコオイル+カシュー(クリア)を混ぜたものを塗布しました。
ワトコオイルの他に、ぼろきれ(メリヤス編み)を一袋買いました。
電気関係
はんだ付けセット
コネクタ接続タイプのキット以外は、必ずはんだ付け作業があります。
既に半田ごてやはんだ、クリーナー等を持っている人は新しくそろえる必要はありません。
…と言いたいところですが、できるだけ新しめの、セラミックヒーターのいいやつにした方がいいです。
ニクロムヒーターの安くて古いタイプだとポットに熱奪われて一生はんだ付けできません。
時間掛けてるとそのうちポットが壊れます。
僕はステーション型にしました。作業難易度めちゃ下がります…
温度計が付いてるので、コテを当ててからの小手先温度見ながら半田付けできます。
予算的にアレな人は普通の温度調節型とかで
設定温度は320度とかが良いようです。(鉛はんだ)
フラックス
ポットにはんだ付けするときはフラックス必須です。これ無しではほぼ無理です。
特にGND線の半田付け時はポットの温度が上がりづらいため全く乗りません。
調整関係
ここから先は組み立てには直接関係ないですが、持っていたら良い工具です。
銅箔+線材
ギターのキャビティ内のノイズ除去をしたい人は用意するといいかと思います。
銅箔はホームセンターに結構売ってます。わざわざギター用買うより遙かに安いです。
フレットエッジやすり
お好みで
その他
力つきたので一旦ここまで。
とりあえず最低限+くらいの工具は羅列できたかと思います。
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