タペットプレート の調整方法解説 電動ガンの給弾関連不具合に
タペットプレート の調整について知りたい方が多いようなのでタペットプレートの調整に関して簡単に書こうと思います。
タペットプレートとは?
タペットプレートとはノズルの動きを制御するパーツです。ノズルの開閉時間に関わる重要パーツで加工して調整する事ができます。
主にBB弾の装弾タイミング取る機能を持っています。また、ノズルを保持しているため気密が取れていないときタペットプレート側に不具合がある事もあります。
装弾タイミングがおかしいときはタペットプレートをメンテナンスします。
装弾タイミングがおかしい、気密がとれてないとき
まずノズルの動きがおかしいという方
ノズルとタペットがしっかりかみ合っているか確認して下さい。
正しい状態はこれです。
初心者の方はノズルが外れた状態になっている事があります。
ノズルの溝とタペットプレートがかみ合っていないと全く機能しないので気をつけて下さい。
タペットプレートが前進しない
ノズル確認してもタペットプレートやノズルの動きがおかしい場合はセクターギアと干渉していないか確認します。
タペットプレートがセクターギアの中心軸に当たるせいでノズルが完全に前進しない場合、ギアの中心軸と当たる部分を削るだけで十分です。
上の写真の▼の右側あたりを削ります。
調整できていないタペットプレートや軸の太いギアを使っている場合は軸にあたってしまう事があります。
そのため、タペットプレートとセクターギアがセットで売られている事もあります。
削りすぎると今度はノズルが後退しなくなり給弾できなくなります。
後退量が少ないとき
上の調整でやりすぎてしまったときに後退量が足りなくなりやすいです。
また、長さがおかしいものや、ヒビ等で劣化しているタペットプレートも後退量が減り、給弾が不確実になります。
対処方法は買いなおししかないので、調整は気を付けてください。
装弾できないとき
給弾不良の場合は逆にタペットが削れすぎていないか確認して下さい。
これが削れ過ぎているとノズルを十分に引ききる事ができず、装弾できないという事が多いです。
この場合も新しいタペットプレートを買いなおす必要があります。
給弾が間に合っていないとき
ハイサイクルカスタム等で給弾が間に合っていないときはタペットプレートの後退時間を調整します。
▼の下の部分(写真のあたり)を削ることで後退時間を減らせます。
カラクリ人形みたいですね。
ここはどんなに削っても後退量に変化はありません。
ただし、あまり削りすぎるとやはり給弾が間に合わなくなります。
これはマガジンのスプリングレートによっても変わるのでどのくらいまで削れるかはわかりません。調整しながらやってみてください。
調整にはやすりや薄刃のこを使います。
まとめ
縦が後退時間
横は後退量
ノズルとの気密
これらを確認しましょう。
おすすめタペットプレート
カスタムパーツとして、いろいろなタペットプレートが出ています。
個人的には純正かシステマの物をおすすめします。
ポリカなどの固い材質だとわりと折れます。強化タペットプレートと呼ばれる物は要注意です。
特にスケルトンの強化ポリカはあっさり割れたり折れたりします。
タペットプレートは柔軟な素材のものがおすすめです。
普通のカスタムではシステマ製で特に不満を感じる事もありません。私はシステマ製を使っています。
これを言ってしまうと身も蓋も無いのですが、基本的には東京マルイ純正のタペットプレートが加工もしやすく精度が十分で、何より安いです。
強化タペットプレートが必要な場合というのはほとんどありません。
常識を超えた超ハイレートカスタムで、ハイレートスプリングを使う場合にも逆に強化ポリカーボネートだと割れて使い物になりません。
実用的ではないですね。
システマのタペットプレートって終売?
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