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プロパイロットが教える!カラス計器飛行入門ノート 計器の種類を覚えよう!

プロパイロットが教える!カラス計器飛行入門ノート 計器の種類を覚えよう!

最近計器飛行が話題ですね!

雲中飛行やSD(バーティゴ)に陥った時の飛行など、色々なところで計器飛行が役にたちます!

特に最近はエースコンバット7が発売され、雲中飛行のミッションもある事から多くの人が計器飛行に興味を持ってくれているみたいですね!

今回は計器飛行の基礎となる計器の種類を学んでいきましょう!

計器は大きく分けて二種類

計器飛行を行うにあったって、計器を大きく二種類に分けます。

飛行機のコントロールを行うために用いるコントロール計器

コントロールした後、結果を確認するパフォーマンス計器

コントロール計器とパフォーマンス計器の二種類に分けて学んでいきましょう。

本当は自分の居場所や行先を知る航法計器もありますが、説明が長くなりすぎますしエースコンバットでは使わないでしょうから今回は割愛します(長きに巻かれる)

コントロール計器

一番大事なのはコントロール計器です。

これさえ生き残っていればギリギリ計器飛行ができるので、バックアップが付いていたり止まりづらくなっていたりします。

姿勢指示器(AI、ADI)

概要

これ一番大事ですね。

まずは姿勢指示器を読めるようになりましょう。(計器飛行をする場合です。コンポジットフライトで姿勢指示器を見すぎるのはやめましょう)

大抵の飛行機で中央上部についています。

下の絵はセスナなどに取り付けられているタイプで、軍用機ではこういう色分けしていない事が多いですが基本は同じです。

というか、モノクロで書くと僕の絵画能力では限界です。

読み方

オレンジのWみたいな形をしている部分と、後ろの水色ー茶色の領域を使って自分のピッチを知ることができます。

円の上部にはバンクスケールがあります。

名前の通りバンクを知ることができます。

上の絵は、右に30度バンク、上に10度ピッチアップしているときの表示です。

姿勢指示器の構造によってはバンクインデックスが固定されていてスケール側が動いたりするものもあります。

バンクがどちらに傾いているのかは慣れるまで間違える事があるかもしれません。

外が見える状態においてよく練習しておきましょう。

特におかしな姿勢から回復するときの判断はかなり重要になるので、間違えなくなるまでよく練習する必要があります。

次にピッチはどのようにして見るのかを解説します。

計器飛行を行うときはドットを精密に動かして姿勢をコントロールします。

これは10度ピッチのラインですが、これに対してドット1/8個分の精度くらいでは動かす必要があります。

上手な人は16分の1とか32分の1とかで制御するといわれています。

使い方

姿勢指示器の読み方のキホンはドットです。

計器飛行においてはこのドットが動かないように操作しながら、ほかの計器を見る形になります。

ピッチの制御を最重点として飛行するイメージです。

ドットのずれが後ほど説明するパフォーマンス計器に表示として出てくるまでにはタイムラグがあります。

よって,ドットの初動を見つけて速やかに修正する事が安定した飛行の元になります。

計器のチェック配分の半分は姿勢指示器といっても過言ではありません。

飛行機が水平飛行できるピッチは飛行機の種類や速度によって変わってきます。

しかし速度が一定なら水平飛行できるピッチは変わらないので一度調べてみて、それに合わせるようにして水平を維持しましょう。

細かい調整ですが、最初は難しいかもしれません。

そういうときはドットと、背景の線の関係を決めて位置を固定します。

上の写真のように、線の上端とドット上端を合わせたり線の下端にドットの上端を合わせたりします。

エンジン出力(RPM)計

概要

姿勢指示器ともう一つ大事なのがエンジン出力を表示するRPM計です。

別にRPM計でなくてもエンジンのタービン温度計でも燃料流量計でもいいのですが、RPMが一番指示を細かくできる事が多いのでRPMを使います。

読み方

エンジンのパワーが上がると数値が上がってエンジンのパワーを下げると数値が下がると思います。(あたりまえ)

スロットルを弄る→RPM計等エンジン計器が動く→高度が変わったり速度が変わったりする

といった流れになります。

使い方

エンジンのパワーをセットすると、速度はおおむね一定になります。

実機の場合はエンジンごとの癖というか、出力差がありますがシミュレータ―ではほぼ気にならないと思います。

例えば85%RPMにすれば250ノットになるといったように、その航空機特有のパワーと速度の関係があります。

当然ですが水平飛行でのみ、パワーと速度が対応するので水平飛行を確立している必要があります。

つまり、姿勢指示器で水平の姿勢に固定しておく必要があるということです。

また、レシプロエンジンであればスロットル操作に対してパワーがすぐ追随しますが、ジェットエンジンだと遅れがあります。

エンジン計器だけ見ていると必ず姿勢が崩れるので、表示の遅れも考慮したタイミングでパワーを確認しましょう。

航空計器 (航空工学講座)
航空計器 (航空工学講座)
  • 著者 : 日本航空技術協会
  • 単行本:211 ページ
  • 出版日 : 2007/10
  • 出版社 : 日本航空技術協会

コントロール計器まとめ

まず姿勢指示器で姿勢を固定します。

水平飛行になったらエンジンRPM計でパワーを調整し、速度を調整しましょう。

しかし、コントロール計器だけだと速度や高度がわかりませんね!

次のパフォーマンス計器では飛行諸元に関する物を学んでいきます。

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