次世代 電動ガン修理 のための調査
壊れた次世代 電動ガン修理 開始します。
今回の故障原因予測
今回依頼を受けた次世代電動ガンの故障原因に関してブログに書き留めておきます。
原因としては二つ
1.リポバッテリー使用による立ち上がりに次世代電動ガンが付いて行けなかった。
2.ボルトが何らかの理由で動かなくなりピストンクラッシュを起こした
というものが考えられる状況となっていました。
調査開始
以下画像を交えながら解説します。
チャージングハンドル付近
まず最初に気になったのはチャージングハンドルによって引かれる部分の鳩目が一つ足りない事でした。
写真にある下のパーツでは本来ハトメによって棒が外れないようになっているのですがハトメが無いため簡単に外れてしまいます。
またボルトの黒い板の固定も甘くなっていました。
メカボ内部は..酷い状態
こちらが内部の状態です。
ピストンの歯がかなり削り取られているのがわかると思います。ですが本来ピストンクラッシュで一番掛けやすい最後の歯やその一個前、一枚目の歯は残っています。
これが一体どういう状態なのかというと下の画像を見ると分かります。
ピストン上部への突起がボルト後退のための爪に掛かるタイミングがここです。
この位置ですと先ほどの写真にあったピストンの歯がちょうど削れるようになっています。
問題はボルトが後退しなくなった理由が果たしてハトメが無い事だけなのかという事です。
今回の依頼主はリポバッテリーを使用しているらしく一緒に送ってもらったのですがこのバッテリーを使用しているときとこちらにあるニッケル水素バッテリーを使用した時では明らかに音が異なっておりサイクルが上昇しています。
次世代電動ガンでのサイクル上昇は各種不具合の元となるため今回のボルト不具合の原因になっている可能性も無くはないと思われます。
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