gemini PDAの後継機Cosmo communicatorの解説と予測

2020年10月1日ITおもしろ端末

このブログもgemini PDA関連の記事が増えていて、アクセス数的にも盛り上がってきているところですが、どうやらplanet computersはすでに新型機の試作品をCES2019で公開したようですね。

indigogoのクラウドファンディングから追いかけていますが、実機ができたということで、量産が始まる前にgemini PDA使いとして解説、記事を書いておきます。

cosmo communicationのスペックと使えそうな部分をgemini PDAと比較しながら見ていきましょう。

今gemini PDAの購入を考えている人にもぜひ参考にしてもらいたいです。

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スペックについて解説

indigogoのクラウドファンディングページには以下の表記があります。

デバイス

LTEは対応しています。ここが競合のGPD pocketとの違いですね。

実際LTE対応は重要で、wifiモデルは存在価値がわからないレベルです。モバイルネットワークにつなげれる事で外出先でもgemini PDAが使用でき、小型キーボード付き端末の利点が生きると思います。

gemini PDAもwifiモデルの設定がありましたが、絶対LTEモデルにするべきだと思っています。

筐体とか

サイズは若干厚みが増すようです。1㎜くらい

相変わらずのクラムシェルで、反対側に開いたり回転したりといったギミックはありません。

これが意外と使いづらく、キーボード無しの縦画面での使用は無理だと思った方がいいです。

横画面対応のアプリはほぼ無いので縦にもてないというのはかなりの不利点です。

ディスプレイは変わっていないのではないでしょうか?

gemini PDAもそうだったのですが現代スマホとしてはベゼルが厚くちょっと古臭い印象を与えますね。

画面自体は普通の解像度です。

動画を見るなど、普通の用途で気になるところはありませんでした。

今回の目玉は外側に小さなディスプレイが付いている事です。

なんか着信とかを表示するらしいです。昔のガラケーみたいでよさそうですね。

しかし、どのように制御するのでしょうか。専用アプリになるのでしょうか?

ハック可能であるとうれしいですね。Linux側からもちゃんと対応できるのでしょうか?

メモリやストレージは増えているようです。

gemini PDAに引き続きcosmo communicatorもデュアルブートでlinuxに対応しているようです。

初期の段階ではlinuxへの対応が遅れていて、キー入力に致命的なバグがあったり画面のサイズが合わず何も押せなくなるなど大変でした。

しかしある程度こなれてきていると思われるのでcosmo communicatorでは最初からそれなりに安定して使えるのではないでしょうか?

ストレージは128GBということで、デュアルブートしても容量的には十分だと思います。

gemini PDAの弱点だったカメラですが、外側にカメラを付けてくれるみたいです。

インナーカメラ、1000年前のデジカメみたいな画質でとても使えなかったのでちょっと良くなるかもしれませんが、現代のハイエンドスマホと比べてはいけません。

最近のハイエンドスマホはもはやレンズを複数つけて画質もデジカメレベルになっています。

それらと比べるとやはり数段見劣りします。

で、geminiPDAでの主な用途であるブログ執筆などは写真を多く使う人もいるかもしれません。

ちょっとした写真すら別のカメラから撮るというのはわりとストレスになるのではないかと思います。

音が出ます。

現代のスマホとしては珍しく3.5インチジャックがあるのでイヤホンやヘッドホンを刺して音楽を聴けます。

gemini PDAではよくわからない”ブツッ”などのノイズが入り音楽用途で使えるものではありませんでした。

改善されているといいですがわかりませんね。

ネットワークもろもろ

NFC対応するって!!!

cosmo communicatiorではお財布ケータイなどで使われているNFCに対応するようです!

gemini PDAの普段使いを断念した理由の一つがおサイフケータイ非対応だったのでこれはかなり強いですね!

suicaなどの電子マネーが使えるだけで普段使いの利便性がかなり高まります。

お財布ケータイはfelicaでした。ご指摘いただきありがとうございます。

キーボードが付いてます。うん、知ってる

gemini PDAは初期ロットで中のパッドが弱く引っかかる不具合がありましたが、今回は大丈夫でしょうか?

ボイスコマンドボタンはgemini PDAでもありましたが一度も使ってないです…

cosmo communicatorでも付くようですね。

そもそも家の外でgoogle asistantとか使いますか?恥ずかしくないですか?

電話応答ボタンも付きますがこちらも使ってません。なぜなら電話がかかってこないから

gemini PDAを購入した多くの人はデータ専用SIMを入れるのではないかと思っています。

電話も一応できますが、音質はイマイチです。

バッテリーサイズは同じです。4220mAhと、現代のハイエンドスマホ並みに入っています。

キーボードがあるぶん大きく作れるのでバッテリーサイズは余裕があります。

機能が増えたぶん持ちは悪くなったりしないのでしょうか?

色んな色があります。

goldは相変わらず高額投資者向けです。

買い?見送り?

僕は買いません

gemini PDAを持っている人は見送っていい内容だと思います。

現状gemini PDAを持っている人はおそらくアーリーアダプターと呼ばれる類の人で、端末も複数台持ち歩いていて他のスマホと役割分担できているでしょう。

正直外側にディスプレイが付いたくらいでは別に…といった感じですし、カメラもそんな高性能ではないので必要ありません。

おサイフケータイ対応はうれしいですがこれも別に使っているメイン機で十分です。

こんな人におすすめ

今まさにヨド〇シとかでgemini PDAを買おうと思っている初心者の人はcosmo communicatorを待った方がいいと思います。

というのも、gemini PDAはメイン機として使うにはかなり厳しい構成です。

一方のcosmo communicatorは外側カメラやおサイフケータイに対応しており、普通のスマホと遜色ない感じになっています。

まだ量産機が出てきているわけではないのでなんとも言えませんが新型の方がいいのではないでしょうか?

gemini PDAはクラウドファンディングで作り出されたplanet computerの一つ目のスマホという事で、色々な部分が粗削りです。

やっと量販店にならんだとの事ですが、正直普通の人が使うにはまだ尖りすぎていると思います。

というわけで、スマホに詳しくない方はcosmo communicatorを待った方がいいのではないでしょうか。

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