マイニングマシンにグラボを増設しよう litecoin採掘

2019年2月24日ITlitecoin,マイニング,仮想通貨

ついこの間作った litecoin採掘 マシン、グラボ一枚だとなんとなく寂しいので中古(ジャンク)のグラフィックボードを追加してみました。

既にBAMT linuxでR9 280xを使用していますがここにradeon HD5870を追加します。
HIS社のHD5870を選んだ理由ですが一つにかなり安かった事、もう一つにそこそこのハッシュレートが見込める事が挙げられます。

さて、僕の採掘マシンはBitcoin向けのAsRock H81 BTCというおもしろマザボを使用しているわけですがこれ、PCIeはx1ばかりとなっています。なので普通にグラボを刺す事ができません。
しかしPCI Expressには上位互換みたいなものがあるらしく x16のカードをx1に刺せば動くようになっているらしいです。

そこでこんなケーブルを用意しました。

x16 to x1ケーブルと呼ばれているこのケーブルを使うとグラボをx1に刺す事ができます。で、普通に動きます。
ただケース内での取り回しが難しいのでがんばってください。
あとこのケーブル、なぜか国内のPCパーツショップだと取り扱いが少ないようです。
海外通販では簡単に買えるのでどうしても見つからないときはそっちを見てみるといいと思います。

このまま立ち上げるとBAMT linuxが設定ミスで真っ赤になりました。

まず複数の種類のグラフィックボードを使用する際はそれぞれのグラボに合った設定を書き込んであげる必要があります。

/etc/bamt/cgminer.conf
内にカードの設定を追加していきます。
追加方法は例えば
“gpu-engine" : “1050",
となっていたら
“gpu-engine" : “1050,850",
のようにカンマで区切って後ろに書きます
元あるグラボがGPU0 新しく追加したものがGPU1の場合で、オプションは先頭から"GPU0,GPU1…"のようになっています。
これだけ設定してもまだ動きません。

次に /etc/bamt/bamt.conf

GPU1:
内にある
#pool_file: /etc/bamt/pools
#pool_timeout: 180
の先頭のコメントアウト(#←これ)を消します。
これで多分別々のグラフィックカードを使用してBAMT linuxで採掘できると思います。

だいたいこんな感じになりました。

延長ケーブルでグラボが箱の外にはみ出しています。
グラボ二枚なのでもう一枚追加したらマイニングリグ名乗りたいところですね(まだよわい)
今回追加した5870、古いグラボだけあってファンがうるさいです。
ファンだけ変えたりした方がいいかもしれません。

追加情報

中古グラボで仮想通貨採掘する場合HD58XXやHD59XXはわりとハッシュレート稼げるようです。
詳しい数値は https://litecoin.info/Mining_hardware_comparison ここ見てもらう事にして、いくつか中古漁った感じだとこのあたりの少し古いものの方がマイニングには向いているようです。
どこかに何故少し速いのか解説したサイトがあった気がします。見つけたらリンク張るかもしれません。

新品での採掘はR9 280Xが鉄板となっていますが中古は相場がかなり変わる上にR9のような新しいカードは値段が高いままです。
またHD 6XXXXなどは値段のわりにハッシュレート上がらない物があったり面倒です。

そんなわけで値段との兼ね合いを見て買う必要があります。
こんな感じの中古ボード採掘、ボードが手に入る機会があったら試してみてはいかがでしょうか。

広告