ガスガン エアガン対応 簡単 ホルスター設計 手順公開

2019年4月1日エアガン,ホルスター

かんたん ホルスター設計 型紙の取り方など公開

前回少し不具合があったハイキャパ用革ホルスター2つ目の設計を行います。
前回製作したホルスターを実際に使用してみて違和感があった場所を治しつつ作ります。

ホルスターの型紙とかあれば本当に楽なのですがマルイハイキャパは架空銃ですから存在していないと思います。
また自分で型紙を作る際は自分の手の大きさに合わせて様々な調整が可能なので製品にはない使い心地を得る事も可能なはずです。

ではホルスター用型紙の製作手順の解説をしようと思います。基本的には海外の動画を参考にすればだれでも作れるとは思います。

銃(エアガン)を紙に置いて輪郭をとる

まず銃口を向こうにして中心線にハンドガンを立て、ずれないように左に倒します。
そうするとだいたい丁度いい位置にハンドガンが倒れるはずです。

今回は設計なのでノート使用していますがA3くらいの紙があればそちらを利用した方がいいと思います。

倒したハンドガンを真上から見ながら輪郭をとります。ハンドガンのサイズと同じになるようする必要があるため真上から見ながら作業しないとずれます。
ここで実際より大きくとってしまうとそのぶん余裕のあるホルスターになります。正直そんなにミリミリとらなくても大丈夫です。

革自体も伸び縮しますし縫い代も必要です。あと、このフェーズの型は単なる参考なので本当にだいたいでいいです。

サムホールをつくる

 

ここからは前回と違うのですが自分の指が当たる部分を書き写していきます。ここは切り抜いてホルスターから取り出す時にエアガンに親指が掛かるようにします。
親指は左手の親指を紙に置きながら輪郭をとるとうまくいきます。

自然に握り込んだときの指の位置と同じになるようにしてください。
ここまで書いておいてアレですが親指は別に切り抜かなくても性能上問題は無いです。取り出しやすさを変えるために自分に合わせて変えるといいと思います。

グリップ部をつくる

 

中指、薬指、小指の位置を書き写します。
この位置はかなり重要で、切り抜き分を小さくとってしまうとホルスターから引き抜くときにグリップを握れなくなります。前回はこの部分が狭くなったので設計ミスとしました。

この書き写し方はうまい方法が見つからなかったので自分が握っている状態を見ながらグリップ前面からどの程度飛び出ているかを調べました。

指を書き写した後、その指から一センチほど離れた場所まで切り取るようにしました。ここも雰囲気です。

右側を作る

次に右側にもハンドガンの輪郭をとります。
ノートではなく普通の紙で書いている方は半分に折って書き写してもいいと思います。

 

ベロ側のパーツを付ける

反対側の輪郭をとり終わったら2つ目のパーツの輪郭をとります。
2つ目のパーツには脱落防止のベロを付けるつもりなのでそちらも一緒に書き込んできます。
ベロの長さは多少短くても後で伸びるので気にしなくていいかもしれません。

左側と違い人差し指の位置には革があたるようにします。
人差し指はホルスターのハンドガンを握ったときトリガーにかからないようにしておいた方がいいです。

各部を適当に調整してホルスターの設計は終了です。
これやっぱり動画で解説した方がわかりやすいですね。
あるいはもう少し写真増やすか…

設計方法解説動画

というわけで動画作りました。

少し長いですが参考にどうぞ

とりあえずこのような形で設計すればホルスターになります。
次回はこれをボールペンでなぞり、紙に書き写していきます。

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