オーダースーツ の注文手順まとめ

2019年11月4日スーツ,,洋服,生活

そろそろカラス力を高めるためにいい オーダースーツ が欲しくなりました。吊るしのスーツではなかなか気に入るデザインのものが見つからないのでオーダーしてみることにしました。
仕事でスーツを使わないのであまり消耗しませんし良い服を少しだけ持つ生き方にしていこうとも思っています。

テーラー探し

有名なメーカーのオーダーや百貨店のスーツオーダーでもいいとは思いましたが、今回は町のテーラーさんに注文することにしました。
仮縫いや調整のために何度も店舗に訪れる必要があるため、なるべく自分が行きやすい地域で調べるのがよさそうです。
最近では町のテーラーでもウェブサイトを持っていることがあるのでインターネットで調べても十分見つかる事と思います。

予算

一からオーダーし、工房などで作ってもらうとなると予算は20万円以上必要になります。今回は仮縫いとパターンの製図まで店舗で行ってもらい、工場で作ってもらうというタイプの珍しいオーダーに決めました。これは15万円程度で可能なようです。
イージーオーダーならさらに安くなるようです。オーダーと違いいくつかのパターンから選ぶ場合、完全に体格にあったスーツとはならない点に注意が必要です。
ただしどれも生地により値段が変わります。気に入る生地が予算内で見つかるかどうかは運だと思います。がんばってください。

店に行く

あらかじめ電話とかをしてから行くようにしてほしいとのことです。テーラーさんの側からすると一人あたり採寸やデザインの決定に2時間程度を想定しているらしいので店員数などによっては人が多く待ち時間になります。
店側の事も考えてちょっとした見学であっても連絡してから行くと親切です。

生地を決める

この辺からはテーラーさんと相談しながら決めることになります。あと財布とも相談してください。なるべく良い生地を選んだほうがいいとのことです。
今回初めて知ったのですが反物は裏が表面に来ているのでかならず布をひっくり返して表面の見た目を確かめるようにしなければなりません。
気に入る布が見つかるといいですね。
あとこの時裏地の生地も一緒に決めます。せっかくなので既製品には無いような柄や色を使ってみるのも面白いと思います。

採寸

言われたとおりにしていれば測ってもらえます。僕の行ったところでは服の上から測りました。15分は掛からないと思います。

デザインを決める

いよいよオーダースーツのデザインを決める事となります。テーラーさんと相談しながら決めるのもいいですし自分で何か考えがあればその通りに頼むことができます。
太めや細めなどの大枠から始まり、だんだん細部のパーツへと移っていきます。
スーツの構造を一通り知っている必要がありますが、親切な所では絵や写真、実物を使って説明してくれる場合もあるのである程度スーツに興味を持っている人なら問題ないと思います。
パーツごとの名前を覚えていく必要は無さそうです。

襟、袖、ポケット、ボタンの配置、ベントなどを決めておくとほとんど終わります。パーツがどのように変えれるのかはそれぞれの店舗ごと差がありそうです。
この時ボタンなども一緒に決めることになります。良いボタンを使うと印象がかなり変わるのでよく考えるといいのではないでしょうか。
ここは時間がかかる人も多いらしく、初めて来店した人だとそれこそ2時間掛かる事もあるとの事だったので常識の範囲内で慌てずによく考えて決めましょう。

注文完了

こんな流れで注文しました。
僕の注文したお店では仮縫いの完成が2週間後となりました。人気店などは時間がかかるようです。
最近では20代のオーダーが増えているらしいです。また、どの年代でもオーダースーツを作る人が出始めているとテーラーさんが言っていました。
今後はファーストファッションに疲れた人たちが流行に左右されづらいオーダーの服に流れてくるのかもしれませんし、また良い物を求める人たちが増えているのかもしれません。

少し前の不景気で多くのテーラーが店をたたんでしまったとの事でした。しかしその中を生き残ってきたテーラーの腕はおそらく信頼に足るものと思います。
イージーオーダーはじめ長く着ることを考えると案外出せる価格でオーダーできたりするので一着作ってみると面白いのではないでしょうか。

 

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