スマートウォッチ Moto360発掘しました android ware 改め ware OS by google 設定とおすすめアプリ

2019年3月19日スマホgoogle,スマートウォッチ,腕時計

ずいぶん前にこのブログでスマートウォッチMoto360について取り上げました。あのあと一年くらいは使っていたのですがここ最近は全然使っていなかったのですっかり忘れていました。
引き出しの中に入っていたので充電しつつ色々調べてみるとどうやらandroid Wareというものは無くなってware OS by googleに改名したとの事。
何か変わったのかと思い使いなおしてみる事にしました。

スマートウォッチを使わなくなっていた2つの理由

環境の変化

しばらく気に入って(?)使っていたのになぜ使わなくなったのかという問題ですが個人的な環境の変化で毎日充電する事ができなくなっていたというのがあると思います。
Moto360もわりと初期のスマートウォッチでバッテリーの持ちは決していい方ではありません。
毎日必ず充電が必要になります。バッテリーが切れてしまった電子機器は何の意味も無いので当然使わなくなります。
 
Moto360は充電が特殊で専用の無線充電ドックが無いと何もできない仕組みになっています。
防水とか錆防止という面ではかなり有利なのですが例えば出張が多かったりして充電器を持ち歩けない(荷物を増やせない)という状況においてはかなりマイナスになります。
 
通常のUSBで充電できるスマートウォッチだったらもう少し使えていたかもしれませんが、今度は端子が錆びる事が予想されます。
趣味で腕時計の修理をしている時にも使いこまれていた時計は必ずどこかに錆を生じさせていました。
また、普通のフィットネス時計を使った事もあるのですが端子はやはり錆びました。
人間の汗というのはかなり強力なので充電端子があるものは使いづらいと考えています。

フィットネスとかを気にしなくなってしまった

これも環境の変化と言えば環境の変化なのですが自分がフィットネス系のアプリによるデータを気にしなくなってしまったというのがあると思います。
スマートウォッチを付けている人のおそらく8割くらいはフィットネス目的なのではないかと勝手に考えています。心拍やらなにやら測れますし測った物をその場で確認したりもできます。
 
Moto360もMoto bodyというフィットネスアプリがありますしgoogle fitにも対応しているのでこういう用途に使う事ができますが、デフォルトのリストバンドが革なので極端に汗に弱く手入れが大変です。
 
また、いくら機械でもってモチベーションを保つ事はできても実際にフィットネスに充てる時間が出現してくるわけではありません。
 

android ware と ware OS by googleの違い

長いことandroid wareを使っていなかったので変わっていた部分を書いていきます。
もしかしたらandoroid wareの頃から機能はあったかもしれません。

ジェスチャ機能がついた

腕を振ったりすることでジェスチャ入力ができるようになっていました。
前からあったような気がしますがどうなんでしょう。
イマイチ反応が悪くて何度か腕を振りなおす事がありました。完全におかしな人に見えるのでちょっとどうかと思います。
 
一方で腕を傾けて画面ONの精度はかなり高くストレスを感じさせない出来になっています。
画面のついている時間もちょうどいいため常に画面ONのようなめちゃくちゃな設定をする必要なく使える事と思います。

スクリーンショットがとれる

スクリーンショット機能があったかどうかも覚えていないのですがware OS by googleは時計のスクリーンショットを撮る機能があります。
こんな感じの画像が撮れます。
盤面は近所の雨雲(赤外画像と降雨データ)を表示するアプリに変えてあります。
 
 
 
使い方がまだよくわからなくて、スマホのware OS アプリのメニューからスクリーンショットを撮影を押すとなぜかスマホ側にタップして撮影という通知が出るので撮影できます。
 
 
 
 
腕時計側では操作する事はありません。スマホの通知のこれを押すと撮影されます。
たまにうまく撮影できない事があるようです。
撮影した写真はgoogle photoとかにアップロードしたりできます。本体に保存する方法はわかりません。
 
 
結構色々な盤面が用意されているのでスクリーンショットを撮るのおもしろいかもしれません。

時計側のgoogle fitアプリが色々よくなってる

google fitの新機能だと思いますが腕立て伏せ、上体起こし、スクワットのチャレンジというのが追加されており、初級編を選ぶと正しいフォームのスライドショーが流れるようになりました。
人間が動いている連続写真なのでわかりやすいと思います。
また、回数のカウントは腕時計を付けたまま正しいフォームで行うだけなので楽です。
加速度センサで自動的に回数を計測してくれます。
 

日々のトレーニング結果に関してもスマートウォッチ側から見れるようになっているのでちょっとした確認が気軽にできます。

様々な筋トレ類に関しては”筋トレ”を選択しておけば種目と回数を自動で判断してくれます。たまに間違ってる事ありますがかなりの精度で記録してくれるので手間が省けますしおすすめです。

 
元々スマートウォッチの購入でフィットネスを考えている人は多いと思うのでgoogle fitのアプリの改良はかなりいいと思います。
 
日々の生活におけるウォーキング(徒歩)や自転車移動も勝手に記録を残しているようなので一日の運動量が掴めることと思います。
 
一方で心拍の測定は電気を多く使うためかあまり積極的にやってくれません。
こちらから心拍計を起動しないと測れませんしデータも残っていないようです。
これに関してはMoto bodyの方がいいのかもしれません。

バッテリーの持ちはそんなに変わっていない

機能自体が大きく増えた感じはあまりないので当たり前だとは思いますがバッテリーの体感はあまり変わっていません。
相変わらず一日が限度といった感じです。

google assistantの精度は微妙

音声入力は元から対応していました。当時は精度高いかなと思っていたのですが最近はgoogle homeのようなさらに精度の高い音声認識が当たり前になってしまっていてそれらと比べるとちょっとどうかなといった感じです。
 
あと、google側の音声入力や検索の設定で第一言語が英語になっていると日本語の音声コマンド一切受け付けてくれません。第一言語を日本語にすると使えます。
 
あと、乗り換え検索には現時点で対応していません。スマホで開くように指示されて終わりです。
この点はかなり残念。たしか初期のころからyahoo乗り換えが乗り換え検索に対応していたはずなのでそちらを使うしかなさそうです。
 

google mapがデフォルトで対応するようになった

android wareが出たばかりの頃はスマートウォッチ向けの地図アプリがほとんど無く、サードパーティーのよくわからないやつだけでした。一方今のware OS by google は純正のgoogle mapが入っています。
データのダウンロードが遅いのですがちょっとした地図を見るくらいならすぐにできるようになりました。
 
また、操作もスマホのgoogle mapと同じで二本指のピンチやダブルタップに対応しており使い勝手で不自由を感じる事はありません。
 
 
このような感じで表示されます。
デフォルトではGPSを元に自分の近辺が表示されますがスクロールできるので好きな場所の地図へ移動できます。
 
ただし、バッテリーの消費も早い様子でこれ使ってるだけで数%減ってしまいました。
そもそもスマートウォッチを付けているときはスマホを持っているときであるので長時間地図を見るときにはおすすめしません。
 
それでも腕時計でgoogle mapを見れるのはかなり嬉しいですね。初期の頃はスクロールできないサードパーティーの地図や欲しい地図の場所を言うと通知として地図を送ってくる物など残念な物ばかりでした。
グーグルマップの対応はかなり”スマートウォッチ”感が増したのではないかと思います。
 

スマートウォッチを久しぶりに使ってみて思ったこと

バッテリーはなんとか使えるレベル

スマートウォッチはバッテリーが持たないと言われていますが一日は何とか持つようです。
バッテリーが足りないと書いている記事、よく見るとスマートウォッチ使い始めの人が多く、色々試しているうちにバッテリーを使いきっている様子です。
 
数日間使って目新しい機能が無くなると必要な時にしか見なくなるのでバッテリーちゃんと持つようになります。
それでも一日しか持たないのですが今の時代スマホだって毎日充電しているので変わらないと思います。

充電をどうやるのか調べて買うべき

Moto360はおしゃれさと錆防止のために無線充電になっていますがこれがまた厄介で旅行や出張の時に荷物が増えてしまいます。
一応Qiには対応しているようなのですが、スマホが対応していない人も多いかと思います。
旅行や出張が多い人は普通のUSBで充電できるようなモデルがいいと思います。
 

おすすめアプリいくつか

google fit

これ、デフォルトで入っているわけではないのでインストールする必要があります。
色々な運動の記録を残しておいてくれるので便利です。
特に筋トレの種目と回数の識別は秀逸

Byss Weather

僕が使っている盤面はこのアプリです。
自分の近くの雲のデータを送って定期的に更新してくれます。更新頻度はわりと頻繁なので安心です。
今は無料版を使っています。安定稼働するかどうか見ている最中です。
有料版にはMETARの通知などが入ってくるらしいのでちょっと考えています。
 
 

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